【ミドル層の学習意欲】知的好奇心の追求!学ぶ意欲、関心事はいくつになっても向上させていきたい!

「これ、オレはわかんないよ。おまえがやっといて。」
「こんなの全然意味がわからないな。どういう意味か教えてくれ。」
最近私の身近で、40代〜50代前半のミドル層と言われる方々から、このようなセリフをよく聞きます。
例えば、Excelの使い方であったり、法律や制度等が見直しされた際の理解であったりと。
ビジネスの世界は、本質的なものはさほど変わらないとしても、その時代時代で手法や手段は大きく変化していきます。
その変化への対応は必須であり、その都度新たなスキルや学習が求められてきます。



ただ最近強く感じるのが、“ミドル層における学習意欲の低下”です。


疑問点や不明点に対して、すぐに分かる人に聞いたり、変わりに対応してもらったりと、自ら調べ、学んだうえで「解」を見つけようという行為を放棄しているように感じます。
「オレはPCの使い方はわからないので、若いやつにやらせておこう。」
「コロコロと制度や法律が変わり、もう着いていけないので学ぶのをやめよう。誰か分かる人に聞けばいい。」
放棄するということは、その物事自体に関心や興味がないことを表します。
リクルートワークス研究所がまとめたレポート『社会人の「学習意欲」を高める』でも、ミドル層の学習意欲の低下を問題視しています。
学習動機観は6つの志向モデルに分類されますが、ミドル層は他の年齢層と比べ、6つの志向すべてにおいて動機付けスイッチが低下している現状にあるとのことです。

<学習動機観の6つの志向モデル>



●充実志向
学習すること自体が楽しいし、やっていると充実感がある。内容重視なので学習することによって得をするかどうかは考えていない。
●訓練志向
知力を鍛えることが動機づけになっている。学習することによってスキルが身につく課題でないとやりがいがない。
●実用志向
学習は自分の将来の仕事や生活に生かせるからやるという考え方。学習することによって仕事や生活が豊かになるという風に、内容が役に立つ内容でないとやりがいがない。
●関係志向
「みんながやっているから」「先生が好きだから」というふうに他者につられて学習している。「何を学ぶか」よりも「誰と学ぶか」に関心が高い。
●自尊志向
プライドや競争心から「負けたくない」気持ちで学んだり、「いい結果を出すと優越感がわく」という動機。
●報酬志向
明らかに外からの物質的な報酬を意識している。たとえば、「いい結果を出すと何かがもらえる」「学習すると昇進試験に合格する」という理由で学習する。その時、関心は「昇進試験に合格すること」にあり、学習している内容自体にたいした興味があるわけではない。
出典:『社会人の「学習意欲」を高める(2020年の学びとキャリア)』(㈱リクルートワークス研究所)

ミドル層の学習意欲が低下している要因の1つは、これまでの担当業務や経験の先につながるはずのキャリア展望が見えないことが挙げられるといいます。
先行き不透明な社会において、個人は自身のライフテーマを見出し、自主的なキャリア展望を描いていく必要が求められています。
知的好奇心の追求。
物事に対して興味や関心を持ち、わからなかったり難しかったりすると、そのことに対して学び、追求していくことは、まさに“生きることの意義”ではないかと私は考えます。
自分で出来るようになることで、達成感や充実感にもつながり、成長を感じることができます。
いくつになっても、学ぶ意欲や関心事は向上させ、ヒューマンスキルを高めていきたいです。
今回の記事は、現状に対する反面教師と、近い将来ミドル層の一員となる私自身への自戒の意味も込めて書きました。特定の個人や組織にスポットを当てた内容ではないことを補足しておきます。

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